省略言葉も手抜き

こういった省略言葉は、学生のうちや家族内、友人の間だけなら

「手抜き言葉」にはこんな例もあります。たとえば、マクドナルドのことを「マック」といったり、関西方面だと「マクド」といったりしますね。このほか、ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」のことを「ロイホ」といったりもします。そもそも「ファミリーレストラン」のことを「ファミレス」といったりもしています。 こういった省略言葉は、学生のうちや家族内、友人の間だけならいいのですが、社会人となるとそうもいきません。なぜなら、取引先に「マクドナルド」さんや「ロイヤルホスト」さんがあるかもしれないからです。また、今は取引がなくても、今後の展開によってはあるかもしれません。 次に、「ファミレス」という省略言葉についてです。これは、上司と部下の内輪の話などで、「お昼はどうしましょうか?」「そうだな、そこのファミレスにでも行こうか」というのなら問題ないでしょう。しかし、ファミリーレストラン業界の会社との取引があって、その会社との様々な話し合いの席などで「ファミレス業界では・・・」というのは、できれば避けたいものです。たとえ、取引先の方が言っていても、できるだけ丁寧な言い方を心がけたいものです。 また、手抜き言葉で誤解を招くこともあります。ある会社に訪問して、接客をしてくれた方に「コーヒーでいいでしょうか」と聞かれたとします。その時、「はい、結構です」とか「はい、いいです」と答えたとしましょう。でもこの答え方では、質問してくれた方ははたと困ってしまうでしょう。なぜなら、「コーヒーをお願いします」の「結構です・いいです」なのか、「コーヒーはいりません」の「結構です・いいです」なのか、わかりにくいですね。こういうときには、「恐れ入ります。ではコーヒーいただけますか」と、はっきり言ったほうがいいのです。